日経ソフトウエア5月号にちょろっと書きました

明日3/24発売の日経ソフトウエア 2008年5月号の特集「はじめてのプログラミング」内で、dankogaiさん、matzさん、amachangさん、hyukiさん、hyoshiokさん(目次登場順)とともに「プログラマになりたいあなたへの手紙」というコラムを書きましたよ。
私の分は1ページだけですが、編集の矢崎さんの大変な助力で何とかなりました。
執筆はメッセとwikiを駆使して、まずビジョンをチャットで議論して、それから徐々に形にしていきました。印刷所行き直前のタイトなスケジュールということもあって、文字数・行数・レイアウトをぴったり合わせながらの作業。まさに「アジャイル」という感じで、貴重な体験でした。

日経ソフトウエア5月号のページ? → http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20080318/296532/

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20080318/296532/0805hyob.jpg

id:shinnoニコニコ動画開発記の最終回もあるよ!

Developers Summit 2008(デブサミ2008)

デブサミ

2月13日、14日の二日間にわたって目黒雅叙園で開催された Developers Summit 2008の二日目の「ネットコミュニケーション2.0」、またの名を「竹迫アワー」、の一人目としてしゃべってきました。id:TAKESAKO さんが動員した人達による一連のプレゼン(LT)の枠です。さらに注目ポイントは、ほぼ全員が「takesakoメソッド」を実践したというところでしょうか。確かに私もそんな感じでした(笑) 先頭だから他の人の発表を見て調整とかはできませんでしたが。

そして講師控室(4F)から会場(2F)までは荷物用的なエレベーターから大きな厨房の中を移動したわけですが、これが表の非常に華やかな装飾とまるっきり違う感じが印象的だったり。会場は300人収容ということだっけ? 満員な感じだったのかな。

ニコニコ動画が生まれたわK

さて私の発表ですが、竹迫さんが「ニコニコ動画が生まれたわK」というタイトルで在宅勤務について20分枠で話してくれ、ということでしたので、それに合わせて作成しました。
内容は完全に在宅勤務の経験談的な話なので、タイトルにある「ニコニコ動画」に限定した話ではまったくなかったのですが、枠全体のタイトル、ネットコミュニケーションという部分にはかなりいい感じにマッチしたかな、とは思ってます。
分量的にも、takesakoメソッドの定義上(笑)リハーサルをしていなかったのですが、最終的に時間ぴったりで終わってまあ良かったかな、というところでした。
冒頭ではいくつか「笑わせポイント」を用意してそこからだんだん真面目な話にしていきました。全体として真面目すぎかな? とも考えていたんですが、まあおおむね評判は悪くなかったようで良かったかな。
時間があまったら質疑入れてもいいよ、という話だったけど、丁度一杯だったので省略ってことで壇を降りました。

モバゲータウン

私の次は DeNA 松内さんによるモバゲータウンの舞台裏のお話(20分枠)で、こちらは大分ゆっくり聞きやすい感じで、内容も実践的で参考になりました。DBリプレースでもダウンタイム2分とか。ニコニコもダウンタイム削減しないといけない(笑)

LT*8

その後は8人が5分づつのLT(ライトニングトーク)とうことで、それぞれ趣向を凝らしていましたな。
特にYappo(大沢和宏)さんのWii Fitによるプレゼンは Bluetoothの認識がうまくいかず、さらにその場でいろいろあがいていたらどんどんドツボに嵌まって5分一杯で結局発表に至らず、次の人たちの発表の間にも裏でドタドタ音をたてながら調整し続け、全員が終わった後に再チャレンジでやっと成功して話題をさらってました。

終了

そして全員終了したときには時間が10分ぐらいオーバー。
終了後会場で雑談を開始すると、id:itkz が糸柳リン・レンのコスプレ(頭交換で両方対応)で存在感を放ってましたな。
あと日頃twitterで見知った人も結構来ていたみたいだけど、話すことができたのは数人かなあ。そこがちょっと残念ではあったかな。

その後はまあ講師控室周辺で記念写真を撮ったあと、「ドワンゴ入りたい宴会(?)」という感じの集まりとして amachang ほか多数が合流してしゃぶしゃぶ屋で楽しく過ごしましたとさ。めでたしめでたし。

資料

・・・私の発表スライド(slideshare)、動画(ニコニコ動画, id:coji さん撮影)はそれぞれこちらです。

ニコニコ動画が生まれたわK - koizuka

枠全体の様子は CodeZine に記事が上がっていました。

天下一カウボーイ大会に行ってきた

天下一カウボーイ大会
・・写真ろくに撮ってない。
私は発表することになっていたがネタがないということで外して貰っていたんだが、その結果、途中は進行が遅れていたのに全体でプレゼンがオンタイムで終わってた。そういう意味で貢献したかも(笑)

で、プレゼンはともかく(ひどい(笑))、alty partyでは前半にアスキーの方々なんかと長話をし、後半からはnyaxtさんを囲んで(笑)場外でコード談義に花が咲き、いつのまにか閉会してたからそのまま6人で近くの飲み屋で23時まで継続してしまった。
いやー有意義だった。他にもちらほら顔を見た人も結構いたけどろくに会話せず。(^^;

あ、運営お疲れさまでした〜 > 3z, altyと助っ人たち

12/24 13:49追記

そういえば案内メールとか何も来ていないので、webの告知を頼りに現地へ行ったんだよな。

私は発表することになっていたんだが、ネタが無いので結局はずしてもらって一般参加に回りました。前夜遅くに思いついたけど、発表は断念。次回があれば今度は何か喋りたいかなあ。

alty partyの最後の全員へのおみやげのRED VINESは、帰宅後食べてみたら・・やはり噂どおり微妙〜な味だった(笑)

ニコニコ動画(仮)の機能を振り返る

ニコニコ動画が(仮)オープンから一周年ということで、CNETさんの記事やらサイトデザイン更新などがありました。
ってことで、ちょっとsvnリポジトリ(開発当時はcvsだったがその後変換・継承した)をざっと漁ってみたよ。

changeset 250: 2006/12/13 22:29:53 の内容を拾い読みしてみると。

  • 会員制ではないため、ログイン不要でした。
  • ページ構成は、index, watch, ranking(アツい動画top100), inquiry(意見・要望フォーム), rule, contact(フォーム), touroku_error(登録エラー(笑)で全部かな。
  • indexは、左上gifアニメが43種類。上には動画投稿URL入力欄。ボディメインは最新コメント順動画サムネイルリスト(リアルタイム)。ページ送りができます。右には新着動画サムネイルリスト(10件)。タイトルは"ニコニコ動画(仮)"。
    • 動画サムネイルは、現在とほぼ同じです。上に動画サイトロゴ、タイトルがあり、下には、画像が左にあり、右に説明文・再生数・コメント数・最近コメント抜粋。
    • 動画投稿URL入力欄は、現在はマイページにあるやつですね。対応動画サイトの動画特定URLを入力すると、スレッドが作成され、watchページに遷移します。すでに登録されていた場合はそちらに飛びます。
    • 対応動画サイトは YouTube, Ameba Visionでした。
  • watchページは、動画タイトル・説明文などの下にflashによるプレーヤーがあり、その下に「つかいかた」が、その下にランダム4件の「おすすめ動画」サムネイルが並んでいました。
    • プレーヤーは、左に動画、その下に動画操作バー、その下が名前欄、コマンド欄、さらにその下がコメント入力欄。"1行"チェックが標準でチェックされていて、解除するとコメント欄が膨らみました。
    • あ、システムメッセージ欄がありましたね。通信状況を表示してました。現在システムタブにあるやつの先祖ですね。
    • 動画操作バーには、巻き戻しがありません。再生/一時停止、シークバー、ボリューム、それから「コメントを表示しない」かな。
    • 右側のコメント一覧は、コメントをクリックするとその時刻にシークします。
    • 動画は512x384で現在と同じ。コメントレイアウト処理はほぼ現行と同じですが:
      • 文字サイズは ageが拡大、sageが縮小でした(2006/12/22からはbig/small)。
      • 色指定は翌日2006/12/14に付くので、この時点ではありません。
      • ランダムに散らす弾幕モードがありません。コメントが多過ぎると上下端に重なります。(弾幕モードの採用は2007/1/24)
      • コメントは全件取得です。コメントが多いとブラウザ(Safari)が落ちましたw。2006/12/19に最新250件に、翌1/5には現在と同じ、動画の長さに応じて250/500/1000件になります。
      • 横幅が画面幅を超えても縮小しません。(2007/2/8に画面に収まるようになります)
      • 自分のコメントは黄色く表示されました。(2007/2/8に黄色い枠に変更になります)
      • 名前欄に入力があった場合、コメントも本文の左に名前がついて流れていました。
      • 動画再生中の通信ポーリング間隔は、5秒(新着あり)/30秒(新着なし)でした。
      • 動画終端の調整はなし。最後のコメントは読めなかったりしました。(2007/1/24に対応)
      • コメントは縁取りされてます。(現在と同じ)
      • ue, shitaはすでにありました。(現在と同じ)
      • 古いコメントは半透明になります。(現在と同じ)
      • (複数行コメントで)コメントの縦が動画の高さの1/3以上になる場合、半分に縮小されます(現在と同じ)
      • Flash Player バージョン8想定です。
  • フッタの表記は 2006 ニコニコ動画普及委員会。

ごちゃごちゃして読みづらくてサーセン

WEB+DB PRESS Vol.42にニコニコ動画の技術記事が載ります


(技術評論社WEB+DB PRESS Vol.42)発売は12/22(土)だそうです。あ、予告ページありますね。
ニコニコの開発メンバーがそれぞれの担当分の記事を書いてますよ。d:id:shinno とか d:id:kotas も書いてます。モバイルやニコニコ市場なんかもあるよ!
私は監修だけですけどね。

10-fast-fingers

http://speedtest.10-fast-fingers.com/ やってみた。
1回目はどういうものかを確認して、2回目がこれ。

You reached 323 points, so you achieved position 7280 on the ranking list
You type 413 characters per minute
You have 77 correct words and
you have 0 wrong words

24:14追記

風呂上がりに2回やった。
合計で4回目にあたる結果、少し改善。366pts.

You reached 366 points, so you achieved position 3409 on the ranking list
You type 463 characters per minute
You have 87 correct words and
you have 0 wrong words

Adobe MAX Japan 2007でしゃべって来ました

2007/11/1に、Adobe MAX Japan 2007でしゃべってきましたよ。

1時間枠で、タイトルは「ニコニコ動画Flash」。内容は

  • 半分以上の時間を使ってニコニコ動画の紹介
  • プレーヤー部分のコメントのレイアウトの話をちょっと
  • ちょっとづつ他の話

というものでした。
終わったのが丁度予定時間で、質疑の時間をとれませんでした。取ったほうがよかったなあ。
会場は300人ぐらい? で立ち見も出る状態だったそうですが、期待してきて下さった方には果たして気に入って貰えたかどうか。
あと、最後の終わらせ方も微妙でした。
さくーしゃさん評価では35点だそうです。

内容はnitoyonさんの日記に速報していただいたようです。
実際のスライド資料を変換したものはは後日弊社RDサイト および
多分 Adobe MAXのサイトに掲載されるかと思います。(追記: 2007/11/4に弊社のほうは掲載されました)

今回は前回(ITpro Challenge!)と違って普通のスライドを目指しました。時間配分自体はうまくいったけど、内容配分がまだまだだなあ。

あと記事有難うございます:

終わったあとに展示スペースをうろうろしていたら、名札をつけていたさくーしゃさんを見付けたので名刺交換。
その後次のセッション「B-2 ドローイングとプログラミングの美しき衝突: The Art of Presstube (FITCスペシャルセッション) / Jamess Peterson氏」を見ました。
技術をしっかりアートに適用してて感心。
中でも、トラックボールでステージを2軸回転+前後移動しながら、スクリーンに並行で固定距離の平面上にマウスで描く3Dドローイングツールがシンプルで触りたい感。描画平面と交差する既存線との交点が赤く光るため、結合したい点を確認しながらぐるぐる動かして立体的な線画が描けるというもの。質疑でどこで買えるのかと聞いてる人がいましたが、売ってないらしいw

そしてその後も何か見ようかと思ったんですが(講演者特典でフリーパス)、眠過ぎたので帰宅してしまった。。
そういえばtwitter friendsも何人か来ていたみたいだったんですが、遭遇できなくて残念。
次はWEB+DB PRESSの記事かかないと。